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T吉改造計画と久々のサッカー本 [少年サッカー]

土日は両日共にチームの試合でした。
土曜日は市の5年生リーグ、1試合が行なわれました。 私は副審2試合のスケジュールが入っており、子供達よりも早く会場へ行き、子供達よりも遅くまで会場に残るというスケジュール。
子供達の試合は4-0で快勝。 相手チームの他の試合を見ていて、もっと手ごたえがあるかなあと思っていたのですが、実際に当たってみるとそうでもなく…。 そうは思いながらも、もっとうまくできるでしょう…的な場面が数多くあり、見ていて少々フラストレーションの溜まる試合となりました。
T吉は、3点先行したところで、少々動きが悪かったのと、サブメンバーをピッチに出せる試合だとヘッドコーチも確信したのか、ベンチへ下げられて、他のメンバーにポジションを明け渡す結果となりました。
T吉自身もピッチにあまり出られなかったことに関しては、非常に不満だったらしく、家に帰ってからも、あまり出られなかったと…ブツブツ言っていましたが…。
日曜日は今年登録したプライベートリーグの初戦参戦でした。 日曜の試合は2試合。 で、運営側としては朝にひと騒動。 日曜日は雨が降っていたので、試合は中止かな?と思い主催者側に連絡すると、試合決行とのこと。 今までの経験では、多少の雨でも中止になることが多かったのですが、小雨決行は常識のようです。 チーム内の保護者やコーチ間のやり取りで、いろいろあり、一度は不参加にしようかというところまでも行ったのですが、参加で決定。 
このリーグの参加チームは各ブロックでの上位常連チームで構成されていて、うちのチームでいいの?的なところもあるのですが、実力的にはやや背伸びをしての参加です。
1試合目は、このプライベートリーグの幹事チームとの対戦。 試合開始後すぐに先制点を取られました。
が、その直後センターから出されたパスを右サイドで受けて、T吉がドルブルで持ち込み1対1…その後相手の追加点で1-2. その後左サイドのカカ・マラドーナ君からゴール前に出されたセンタリングをゴール前に駆け込んだT吉があわせて、2-2. また相手の得点を許して、2-3で前半終了。
相手の戦歴は確認済みだったので、これはなかなか善戦しているとハーフタイムは、見ているこちらもやや興奮美味。 が、ハーフタイムで相手はネジを巻きなおし、実力発揮。 後半を終えての最終得点は、2-7と、こちらが食らいつけたのは前半だけということになりました。 2試合目は、やや布陣を変えたということもあり、0-8というふがいない試合。 前半T吉は所謂トップ下のポジションで入りましたが、これが全く機能しません。 自分でもヘッドコーチに、「難しい」「無理かも」などを連発していたようです。 帰ってきて一緒に風呂に入っている時も、強豪チームから奪った2得点に関しては満足していましたが、トップ下のポジションの話になると、「無理!」と言いながら話をそらせるような方向に持っていきます。 やはり慣れた右サイドがいいらしいのですが、チーム的には、誰かがそこに納まらないと今後のチームがなりたたない状況になっており、もしかるとT吉改造計画がチーム内で実施される可能性があります。 奴のモチベーションをどう改造するのかが一番問題かもしれませんが…。
昨年から見たら、チームの成長というものを感じています。 得点力も以前とはかなり変わってきています。 得点がないという試合が多かったですからね、それに比べればという気がしています。
今、やりたいというか、チームの子供達にしてあげたいのは、成長度合いの実感ということを如何に子供達自身が納得行く形でしてあげるのかということ。 簡単に言えば「褒める」ということなのですが、T吉と二人で練習している時に感じるのは、子供も自分が納得した部分で褒められるとちゃんと成長を感じて、達成感のようなものを感じるということです。 軽く「ナイス!」とか「いいよ!」と声をかけることもいいのですが、それはそれで感じる側も「軽く」ということしか感じていないのです。
本人が納得した状況で「褒める」タイミングと深さが非常に難しく、子供の反応も子供によって違います。
照れる子もいれば、自慢気に対応する子もいるし、黙って聞いているだけの子もいます。 でも自分でも納得できることに対して、それを認めることで、次のプレーや、もう一度同じことをやった時の自信度合いというのが違っています。それはプレーの形になってしっかりとあわられます。
このようなポイントを数多く見つけてあげたいと思っているんですけどね。

今日は仕事での外出中に、久々に本屋へ立ち寄り、ゆっくりと眺めてしまいました。
帰りにはしっかりと少々重たい紙袋、以下の3冊を購入しました。


テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか?

テクニックはあるが、サッカーが下手な日本人 日本はどうして世界で勝てないのか?

  • 作者: 村松 尚登
  • 出版社/メーカー: ランダムハウス講談社
  • 発売日: 2009/05/26
  • メディア: 単行本


戦術的ピリオダイゼーションを勉強したいと思い、村松尚登さんの著書を待っていました。
サッカークリニックでの連載を持っているのですが、コンセプト的な部分をもっともっと勉強したいと思っています。



名波浩 夢の中まで左足

名波浩 夢の中まで左足

  • 作者: 名波 浩
  • 出版社/メーカー: ベースボール・マガジン社
  • 発売日: 2009/01/21
  • メディア: 単行本


名波選手の著書です。 読んでおきたいと思っていた本です。


ジュニアサッカーコーチングメソッド―決定版!75の最新トレーニングメニューでみる

ジュニアサッカーコーチングメソッド―決定版!75の最新トレーニングメニューでみる

  • 作者: 平野 淳
  • 出版社/メーカー: ベースボールマガジン社
  • 発売日: 2009/04
  • メディア: 単行本



ファンルーツの平野 淳さんのコーチングの本です。 平野さんの考え方に共感する部分があり、また何かためになる一言があるかなあと思って購入しました。

あと1年半という時間の中で、もう少し少年サッカーコーチとしての成長を自分でもしたいと思っています。


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コメント 6

嫁チャン

お久しぶりです。
T吉くん大活躍ですねぇ!!!
えどもんさんのように子供をよく見て成長させてくれる
コーチってなかなか居ないですよぉ!!!!
ステキなコーチですね。
我が家の息子は、今辛いサッカーをしています。。。
楽しいサッカーをさせてあげたいなぁと思っているけど、
コーチに言う事なんてできないし、、、、
このままでいいのか、、、悩み中です。
by 嫁チャン (2009-05-25 20:46) 

Yuki

T吉くん、頑張っていますね♪
私も読みたい本が溜まってきています。^^
by Yuki (2009-05-25 22:14) 

えどもん

嫁チャンさん コメントありがとうございます。

大変ご無沙汰しています。 こちらまで遠征してきていただきありがとうございます。 子供のことは良く見ているかと思うのですが、なかなか思うように導いているのかというと、あまりできていないところもあります。
コーチの中にも『受験勉強対策』的な対応でしか子供を見ていないコーチがおり、どうしても1つの答を子供達に、ごり押ししようとしている方がおります。 どうも好きになれず、その時に私が引いてしまうケースがここのところ多くなりました。 
子供達には悪いなあと思いながらも、自分の考えはフニャフニャにしか見えないのだろうなあと思い、少々自分に幻滅しているところです。
もっと、子供なりのクリエイティブ性や個性を大切にしてあげたいと思うのですが... 子供を型にはめたがる大人が多くなりましたね。
by えどもん (2009-05-26 19:25) 

えどもん

Yukiさん nice!&コメントありがとうございます。

久々に通勤電車の中が図書室になりました。
最近出張がないので、ゆっくり本を読む時間がないなぁ...
by えどもん (2009-05-26 19:30) 

えどもん

でぃーじぇさん nice!をありがとうございます。
by えどもん (2009-05-26 23:36) 

えどもん

坪井さん nice!をありがとうございます。
by えどもん (2009-05-26 23:37) 

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