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お布団談義2011 [少年サッカー]

今年になって初めてT吉といっしょにお布団に入った夜のこと...
昨年末、エコポイント最終ということで、ここ数年画面に光を発することなく「床の間オブジェ」的になっていた和室のTVを買い替えることに....ということで、年末からは、お布団の中で寝る前にTVを見ることができるようになりました。 T吉は冬休み中で、少々遅くまで起きています。
私と一緒に布団に入りリモコンで画面を変えながら、見たい番組の選択をしていました。 画面が変わった時に、サッカーコートに画面が目に飛び込み、「これで、いいよね」ということで、その番組に落ち着きました。
番組はTVニュースのスポーツコーナー、イタリア セリエAで活躍中の長友の特集でした。
長友のゲームでの活躍場面と、彼のインタビューシーンをつなげての構成になっています。
TVを見ながら、T吉が...
「お父さんとおんなじこと言ってる....」 とつぶやきました。
最初、私は、長友が何を言っているのか気が付かずにいたのですが...
「ほら、お父さんとおんなじこと言ってるよ....」
それは、長友が『自分が嫌だと思うことを相手にもしていけ、いやだと思う方向に動け』というようことを言っている内容です。 T吉のチームを率いている時、試合前に、よくこのようなこと言っていました。
「ねぇ、この話って、何か本に書いてあったんんでしょ...」
T吉は私がサッカー本をよく読んでいるのも知っており、私の本棚のサッカー本を時々パラパラとめくっていたりもしています。
「まぁ、サッカーやっていれば、誰でも考えることだと思うよ...確かに、色々な本にも書いてあることだし、いろいろな有名監督が言ったりもしているしね...」
「お父さんも、ちゃんと考えてコーチしてたんだね」
「バーカ、当たり前だろ、マジメにコーチやってたんだよ、そして今もマジメにコーチやろうとしているし...。 適当にやっていると思ったの?」
「適当とは思わないけどね、ちゃんと勉強というか、サッカーのこと考えながらコーチしてたんだ。」
「当たり前でしょ、お前らのこと、ちゃんと考えてコーチしてたよ」
「そうなんだ....」

T吉は、最近サッカーの話になると、以前とは違って、1プレーヤーと違うチームのコーチみたいな、そんなスタンスで話をしてきます。 確かに1プレーヤーと違うチームのコーチという立場は正解です。
以前よりも、深くというか、より本質的な話が出来るようになったような、そんな気がします。でも、そこには、チームの個人の資質とか感情的なものがあまり表現されていないがために、本質的な感じになっているのだと思います。 以前は、個人のキャラクターやその日の動向・感情などが私とT吉との間で共有化されていたために、どちらかというと情の部分も踏まえた話になっていたのですが、今は、サッカーという本質的なところでの話が多くなりました。 少々、大人の会話に近くなったような起臥したりもするし、少々情に部分がなくったことで寂しい感じがするときもあります。
でも、T吉、私がチームを抜けて時間が経過すればする分、なんとなく成長しているような気がします。 チームの中で甘えられなくなったというか、最後の押さえのようなそんな部分としての私の存在がT吉の中にはあったような気がしています。 
T吉のためにも、少々早くチームを去ってよかったのかもしれません。中学に行けば私はいませんしね。



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masa27

成長ですね。
by masa27 (2011-01-08 23:45) 

えどもん

kaoruさん
トッチーさん
disneyworldさん
nice!をありがとうございます。

masa27さん
成長ですけど...そろそろ親離れ、子離れしないとね。

by えどもん (2011-01-09 21:52) 

makatana

子供の成長は、嬉しいやら、寂しいやら、いろんな感情が湧きますよね
「チームからの離れ時は、ひょっとしたらいい時期だったのかもしれない」と
親に思わせてくれる息子って他にはいませんね
私だったら涙が出るくらい嬉しいです
T吉くんには、今度は女子サッカーの話ばかりして、少しは焼きもちを焼かせたいくらいです
成長、おめでとうございます
by makatana (2011-01-10 06:44) 

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