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外面ヨシコちゃん [指導者]

とあるインタビューで関根勤さんが娘さんの麻里さんを称して『外面ヨシコちゃん』と言っていました...
日本って、組織の長がこの『外面ヨシコちゃん』でなければならないのに、なっていないケースが多すぎるような気がしています。
最近のスポーツ団体の長のコメントや組織構造、少し前の相撲協会や最近の柔道お団体などを見ていると内部組織の縛り、しかもハラスメント体制であたっとしても、中の統率がとれていて縦社会構造が取れていれば長でいられる、長になれるというところがあるのではないかと、思っています。
で、内部の締め付けでの統制であるから派閥的なものが発生したり、その派閥間のゆがみが、また新たな問題を興したりもします。
まあ、政党もその種のものが多いというか、以前は国民に関係のないところで政党の長が決まったりもしていましたから、『外面ヨシコちゃん』ではなかったですね。 外なんて全く関係ない村社会だった。
で、『外面ヨシコちゃん』の要素を持たない組織の長が『外面ヨシコちゃん』になるためには、確固たる世間からの権威の象徴が燦然と輝いていないとならないわけで...。
それが、一等賞だったり金メダルだったりするんでしょうね。 キラキラしているものを首から下げていると、『外面ヨシコちゃん』だと思ってしまうわけです。 世間が私を認めている!って勘違いを起こしてしまうというか、勘違いでも、そうなりたいと思ってしまう。 まあ、そんな構図なんでしょうね。
パワハラ日常茶飯事という組織にいたことがあります。 確かにトップは『外面ヨシコちゃん』ではありませんでしたが、世間体で物事を考えているような人でした。 締め付けて数字だけ...やめていく人も多かったし病院送りも多数でましたが、数字がいいから会社は黙認... 日本の組織の典型なのかもしれませんね。
一種の麻薬的なものなのかもしれないし、下にいるときには、『ああはなるまい!』と思っていても、伝統と継承が、また新たなところでも同じ組織形態を作り出してしまう。 先輩が見に来たとき、先輩に相談するには..というところで、継承を怠ると組織維持ができなくなる... 嫌な構図です。

『外面ヨシコちゃん』、日本を変えるキャラクターなのかもしれません!


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坪井

どうも、お久しぶりです。
そういえば、サカマガ巻末コラムのの「そら耳」氏が
こんなことを。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDH26034_W0A320C1000000/
by 坪井 (2013-02-15 20:47) 

えどもん

ruy0810さん nice!をありがとうございます。

坪井さん URLありがとうございます。

私は、従順な子供達以前に、何でも『ハイ!』で終わってしまう子供達に疑問を持っています。
理解していなくても、何か言いたいことがあっても、周囲の顔を見て『ハイ!』でその場を流してしまう子供達がおおいこと。
まあ、色々な背景があるのですが、おかしいことです。



by えどもん (2013-02-16 10:08) 

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