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楽しさは連鎖する [女子サッカー]

今日練習をしていたときに思ったこと...

ディフェンスラインの上げ下げを考えること、オフェンス側はオフサイドラインを考えながらの攻め込みをテーマに練習させといて...と代表コーチに言われて、5・6年の練習を預かった。
半サッカーでメンバー分けも私が行った。 6年生のディフェンスラインを5年生のオフェンスを組ませ、5年生のディフェンスラインと6年生のオフェンスを組ませた。 GK要員も2組に分ける。
ゲーム形式で7分くらいで交代。 最初のうちは動きが悪い、チーム分けの影響かぎくしゃくしているのが分かる。 やりにくいのなら、声を出して指示することを伝える。 少しは形になってきた。 一方のチームの右サイドが盛んにワンツーパスのやりとりを意識し始める。 こっちもそれに気がつく。 給水の時に、うまくワンツー合わないねというと、二人で相談し始める。 もっとスペースに出してあげれば、声かけてサイドの子を走らせればとヒントを与える。 今日のところはトライしても1度もうまく通らなかった、でもトライし始めた。 二人でなんとかしようと思い始めた。 一方のチームの左サイドのディフェンスは職人のように黙々とチャージしている。 うまくなってきた。 カバーの仕方、体の入れ方、ポジション取り、板についてきたという感じ。 地味だけどしっかり守っている。 ラインコントロールを声を出してちゃんとできるようになれよ!と練習の前に言い渡した子。 左右を見ながら、上がってとか、右ついてとか、大きな声ではないけど、声がかけられるようになってきた。 前は声も出ていなかった。 だんだん、チームになってきている。 このチームの中で自分が何をしなければならないのか、分かってきているようだ。
練習の後、代表コーチと話した。「今日はみんな楽しそうにやっていたね。 だんだんよくなってきている。」
「見ている、こっちも楽しくなりますね」と私が答えた。
「この先、もっと上に行くこと考える? でも、これ以上やると楽しさが消えてしまうかもしれないね。」
「楽しいままでいいのかもしれませんよ...もう少し底上げはしなければならないけど。」
「無理しないで、楽しさを残したいね。」
「それがいいと思います。 こっちも見ていて楽しいうちがいいんじゃないですか?」
そんな会話をしていた。
無理に厳しくしたり、無理に引き出すようなことはしないで、チームの保持を意識しながら、身の丈にあった向上を考える。 驕りもせず、引け目も感じず... でも、昨日の自分に勝つことだけはチャレンジしてもらおう! 
私も昨日の自分には負けたくない。
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コメント 3

makatana

「身の丈にあった向上」は大事ですね
一人一人に合わせたアドバイスがさらに子供たちを生かしてます
「わかってくるから…より考える」→「考えるから…練習する」→「練習してトライする」いい循環です
「楽しさは連鎖する」というのは、私も本当にそう思います

by makatana (2011-05-22 16:14) 

えどもん

ruy0810さん
@ミックさん
ryuji0813さん
nice!をありがとうございます。

makatanaさん
子供達の楽しさで大人が楽しくならないとね。
大人が先に楽しむようなチームにはしたいくなというのが、私の考え。 たぶん今の代表もそうだと思います。 だからいつも子供達を見るところから始めています。 
練習にも参加せず、試合の朝に子供達の顔も見ず、ベンチワークだけしているようなコーチがいるチームに嫌気がさしてしまった私ですから。
by えどもん (2011-05-23 00:02) 

えどもん

hippopoさん
坪井さん

nice!をありがとうございます。


by えどもん (2011-05-24 21:49) 

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