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Bagunca② [メッセージ]

ヘッドコーチとして初めて練習試合でのベンチに入ることになりました。
まあ、その試合の後でも色々とあったわけです。
担当したカテゴリーは、クラブでここ数年ないよね!と言われるくらいのダメダメチームでした。 キャラクターはそれぞれ立っていて面白い奴が多かったのですが、サッカーの試合における成績としてはぱっとせず、クラブ内では『お荷物』と称されるようなカテゴリーでした。 ヘッドコーチを引き受ける時に、近所の居酒屋で代表コーチと飲みながら話したのは、『中学に行く時にクラブチームに行くやつは一人もいなくてもいいけど、全員部活でサッカーを選ぶようなそんなカテゴリーにしたいなあ』というような話をしました。
さてさて、新学期となり本格的にヘッドコーチとして動くこととなり、最初の練習試合。 日頃から付き合いのあるチームとの試合でした。 結果は0-5、1-4と2試合でかなりの点差がついてしまい、しかもこちらの得点が1点だけという試合結果となりました。
最初にヘッドコーチとしてベンチを預かった試合ではあり、これからこれからと私自身は思っていたのですがそうではなく。
この試合に対して、私に対するバッシングが起こりました。
1つはカテゴリー内の他のお父さんコーチから
もう1つはハーフタイムの使い方に関して私に対していちゃもんをつけてきたAベテランコーチが...
試合結果に関して、ふがいないという内容がそのお父さんコーチからメーリングリストを通じてメールで流れ、その内容にそうだそうだ!という同意がそのベテランコーチからアペンドされました。
結果、カテゴリーのコーチと何人かのベテランコーチが集まり会合、まあその時点でヘッドコーチである私のやり方は消去されて、ベテランコーチ管理下になりますよ!的な状況となりました。
口ではそう言わないしそのことは否定しますが、勝利至上主義の方向ですね、トーナメントでは上に行かないと、都大会にはいかないと..。 勝てば保護者も黙って喜ぶんだから... 的な方向性とコーチは常に選手に対して口を出すというか、何か指示をうることがコーチだというそのような考えが入り混じった方向性へどんどん、どんどん進んでいきます。 私が望んでいた方向ではなくなっています。 まあそれでも、少しでもそのような中で、子供たちと楽しくサッカーをしていきたい、何度か会合の中で切れそうになりました。
子供たちのスキル管理シートを作って管理しようとか、できたできないランキングを行って子供たちの競争力を利用しようとか..おいおい本当に子供たちはそれで楽しいと思うのかよ、勝手にあんたたちが管理しやすかったり、子供を管理することによって、大人として、コーチを管理者だと思って楽しんでいるだけだろう... まあ、そんな感じの会合でほとんど我慢の時間でした。
私が子供達に判断をさせるようなサッカーがしたいんだ、子供達がピッチの中で自分がこれだ!と思うようなプレーをさせたいんだと言った時に、Aベテランコーチは『みんな、そういうだよ。 子供達に判断させたいって...でも、そういってうまくいった奴を俺は今まで一人も見てきていない。 俺はここで10数年子供達を見てきている、だから間違いないんだよ』ってね。
Aコーチは、ベンチからの声がうるさいことで市内でも有名なコーチです。 指示だったり、まあいまでいうところの言葉のパワーハラスメントは平気という感じです。 手は出せないので、言葉での体罰という感じですね。 試合・練習以外でも、そのようなところがありました。 まあ、そんな感じで、2つめの試練はこのようなところにありました。
今でも思いますね、見る→考える→判断する→行動する これはサッカーですごく大事なことで、このサイクルを早くすること、そして、早く動き出すということは、早く走れるということよりも大事なことだということを。 
だから、子供達を動かすのではなく、子供達が動くように如何に指導するのか。 時間がかかり難しいことですが、待つこと、子供達にも自分にも時間を与えること、それはすごく重要なことだと思っています。
以前のチームと今のチームで明らかに違うことがあります。
チーム全員で体操などをする時に、先頭が4人くらいたって、その後ろに並ぶようなことがあります
以前のチームでは、列ごとの人数を同じくらいにするために、コーチが怒鳴りちらして、なぜできないんだ!と毎回毎回何度も言います。 同じ体操で列を作る時に、同じことをわ私は怒鳴るのではなく、『さて、横の人数も合わせよう! きょろきょろして、自分で動いてそろえよう!』と声を掛けました。2-3回はあまりうまくできませんでしたが、数回行うと、6年生が低学年の子に指示したりしながら、何が必要なのか何をしなければならないのか自分たちで考えて動くようになります。
私は実験的に行ったのですが、このことだよなぁと今はつくづく感じています。 本質的なところで何が大切なのかということです。
何を子供達に感じてもらえばいいのか...それを伝えることが指導者には必要なのかと思っています。
T吉達のチームは私の希望とおり私が辞めても、当時の代表コーチよって引き継がれたようで、地域の公立中学に進学した子供たちは学区によって2つの中学に分かれましたが、一人を除いて全員部活はサッカー部に入部しました。
そしてサッカーに入部しなかった一名は、『土日はFC東京の試合観戦が忙しいので、土日に試合があるサッカー部へ入部することはできない』ということで入部をしませんでした。 いいキャラしています。

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えどもん

お茶屋さん
ruy0810さん
nice!をありがとうございます。
by えどもん (2013-02-21 14:48) 

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