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今朝のT吉と私 [少年サッカー]

3連休、忙しかったり、寒かったりしたけれども、気持ち的には非常に楽しい3連休だったので、今朝1目が覚めた時には、「オイオイ、今日は月曜日なのか….会社行かないとならないのかよ….」的な気持ちになり、布団から出るのにかなりの気力が….。
布団の中で目覚まし時計の代わりにスイッチの入るTVで長友試合出場のニュースを見ながら、隣で目覚めたT吉が….昨日の試合に関してボソボソと言い始めました。
得点できなかったこと、いいアシストパスがつながらなかったこと、自分で蹴ったコーナーキックからのセットプレーで得点を得ることができなかったこと、2試合とも後半ベンチに下げられたために、3位決定戦でPKが蹴れなかったこと…奴の中では悔しい思いがたくさんあったようです。
私は、正直ダメダメチームだったチームが最後の公式戦で、ここまでこれたこと、秀でたスタープレーヤーがいないチームの中で、みんなで予選リーグを負け無しの結果で1位抜け、決勝トーナメントでは1つの勝ちも得ることはできなかったけど、全員ピッチに出ての結果だし、3位決定戦は、どちらのチームには得点チャンスは数多くあったのに、ほんのちょっとのところでお互い無得点。 0-0で迎えたPK戦も、それは試合の結果。 悔しいことはあるかもしれないけど、それも結果なのだから、ちゃんと受け入れないとね。 みたいな話をしました。 T吉もチームメイトのみんなも、これで全てが終わったわけではなく、それぞれに中学でサッカーを続けたり、別のスポーツをやったり、色々な新しい生活が始まるのだから、それに向かって、このみんなで勝ち取った4位敢闘賞というのはいい思い出だと思うよ。 みたいな話をしました。 朝の忙しい時間の中でのT吉との会話だったので、どこまで理解してくれたのか分かりませんが…。 朝学校へ行く前に、右手のテーピングを張り替えてあげて、補強の鉄板を入れ、包帯を巻きながら…「ホントはさ、最後の試合、お前はこの手で出場できなかったかもしれないんだよ。 だから、ピッチに立てたことを色々な人に感謝しなくちゃね。 そして怪我がひどくならずに終わったことも感謝しなくちゃ。 もしかしたら、もっとひどいことになっていたかもしれないんだからね。 それは結果で誰もわからないことだけれどね。」 ということも….。
6年間見てきた子供達の最後の勇姿は、試合結果としては物足りないものかもしれませんが、3位決定戦は白熱をした感動できる試合でした。 攻めるときも守るときも、見ているほうはハラハラドキドキ。ちょっとしたチャンスにドキドキして、ちょっとしたピンチにハラハラすることの連続でした。
試合中、左こらのコーナーキックのために向かうT吉に対して、「ねらっちまえ!」と、その時だけ声をかけました。 後でT吉に聞いたら、その声は聞こえていて「うるせねぇなぁ、わかってるよ!ウゼーなぁ」と思ったそうです。そして、蹴る寸前まで左に巻くボールを蹴ろうと思っていたそうです。キーパーがニアによってきたのを見て、しょうしょう迷ったら、曲がらなかった。 それでも真っ直ぐに飛んだボールは、ゴール前にいいコーナーキックになりました。残念ながら押し込むチームメイトがいませんでしたが….。  中学に入ってもサッカー続けてがんばって欲しいなぁと思っています。でも、今T吉は中学のサッカーに少々不安を感じているようです。 あまりサッカーが上手くないことは自分でよく知っていますからね。 

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T吉小学生最後の公式戦 [少年サッカー]

T吉のおわかれ大会決勝トーナメント、準決・決勝の日...
朝起きて、T吉の右手中指付け根の骨折補強の鉄板を抜いて、テーピングの下地材のスポンジで中指を巻き、中指が動かないように固定のテーピング....これで手袋をすればなんとか試合には出られるか....。
ということで、みんなは自転車での移動ですが、T吉と私は電車と徒歩で試合会場まで移動。 T吉は両手がテーピングのために満足に自転車のブレークをかけることができません。
で、試合に出ることができました。
前日、「試合にでてぇーー....」の連発を言ったために、なんとかということで、テーピング補強剤やテーピングテープを買ってきてなんとかするか...ということになり。
試合は準決で市内の全国レベルの強豪チームとの対戦、結果は10-0と大差の負け、3位決定戦で0-0で決着がつかずPK戦の後、4-5で3位になれず敢闘賞....。 
これまで、ダメダメチームだった、彼らとしてはチームとして勝ち取った最良の結果でした。 
T吉は2試合とも後半途中退場で、ベンチにいたチームメイトと交代しましたが、T吉のチーム、秀でたスタープレイヤーがいるわけでもなく、正直中学でクラブチームに行こうというような子は一人もいないだろうなぁというような陣容の中で、リーグ戦の対戦相手にやや恵まれたというところもありますが、それでも、よくここまで着たなあという感じです。 最後の試合はとても熱くいい試合でした。
3位決定戦、私は「Lejt's Enjoy 」という私が彼らにいつも言っていた言葉を唱えながら見ていました。 T吉もT吉のチームメイトもEnjoyしている顔でした。
PK戦に敗れても、すがすがしく最後の公式戦を終えたという感じでした。
私も、このチームとやっと心置きなくお別れができそうです。

ありがとうね、私はEnjoyすることができました。 そしてこれからもEnjoyしていきます。
みんなも、これからの人生Enjoyしてください。 そして辛くなったら、この言葉を思い出してください。

Let's Enjoy!!
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冷静に見えることが、とても不思議です [少年サッカー]

以前はベンチに入って、自分で熱くなることもありました。
子供達の試合なのにも関わらず、なぜ負けたんだろうとか、もっと上手く試合を展開するために、今度はこういうふうに....みたいに考えることが多くありました。
5年半、ずっと土日は少年サッカーに携わり、3カ月ぐらいお休みをして充電期間...そして4種のチームから女子のチームに移籍して、初めて接するチームでもあり、子供達の名前も知らず、チームの雰囲気も分からず、やっとおぼろげながらも、このチームの雰囲気と、子供達のキャラクターや名前も8割がたわかってきたところで、以前担当していたT吉のチームの試合を見ました。 
以前とは全く見え方が違います。 T吉に関しては自分の子供として見ています。 以前は1人の選手でした。正直にいうと選手としてみようと強く心がけていました。 そして、T吉にはグラウンドでは直接アドバイスなどをすることもほとんどありませんでした。 逆によく父親コーチが行う、見せしめにすることもありませんでした。 どちらかというと無視していたという方が近いかもしれません。 そして、T吉に以外の子供達は、確かに1人1人のキャラクターや得意技などはよく理解しているので、チーム全体の動きや、ここはこうでしょう...みたいな、そんなところは良く見えるのですが、試合運びや得点シーンなどで熱くなることは全くなく冷静に見ることができます。
もしかしたら、その冷静さは他の保護者以上で、試合観戦の時に保護者が大きな声で激励していたりする言葉にも頭の中で、「ちゃんとこの子は考えて動いているよ」「前を向け! といったところで、今は無理だね」みたいな、試合を分析しながら見ることができていました。 この冷静さが自分でもとても不思議で、今の自分のチームでも、かなり冷静に試合を見ることができるようになっています。 本当はもっともっと分析できるようになりたいとは思っているのですが、まだまだ試合の分析力という面ではできていません。 まあ、こういうところができていないから、こういう練習をしたいなぁとか、この子のここを伸ばしてあげたいなぁ..みたいな、そんな気持ちは涌いてきます。 まあ、焦らずに子供達が見れるようになってきたのかな? そういう点では私も大人になってきたのかもしれません。 かなり年老いてから大人になったという感じですが....


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昨日のT吉の試合 [少年サッカー]

月曜日の朝…サッカー三昧の週末を終えて迎える月曜の朝は気分的にブルー。 まあ、仕事が好転している時には気分の切り替えを対処するればいいんだけれども、ここ数カ月はどうも、楽しい週末から楽しくない平日へという落差に気持ちが沈むばかり。
今朝の朝食時の話題は、やはり昨日のT吉の試合結果。 連れ合いは、この6年間のチームの最後の最後にやっと花が開いたような結果に満足している様子。 私はといえば、少々、3試合目のT吉の引き分け狙いの動きにこだわっていて…。 T吉に確認。 T吉はベンチオーダーではなく、自分の判断で、前半半ばに同点となったことで、前半終了間際から後ろにポジションを移し、後半は明らかにスイーパー的な位置にポジションを取り、最後の5分くらいは、簡単にロングキックでタッチラインを割るようなボールか、前に人がいなくても、大きく前に蹴り返して、相手の攻撃を切る、あるいは、自陣から少しでもボールを離すという逃げのプレーに専念していた。 この行為をベンチの判断でもなく、チーム内のオーダーでもなく、自分の判断で後ろに下がり、自分の判断でロングキックの蹴り返しに明け暮れていたということに…少々不満は残るものの、T吉のチームへの貢献という意識で自分の判断で行ったものであれば、「良し」と考えることにした。 奴は奴なりのチーム貢献というものを全体的なゲームのポジショニングやゲームの流れから考えて戦略的に行った…と。 
1試合目、2試合目は指示の声を出して、パスを出しながら周囲を動かしていたのに…と思うと、もっとあのようなプレーが見たかったなぁと思うのは、単に私がT吉の親だからなんだろうなぁと。 連れ合いも、小学生の試合であれば、もっと前に行くようなサッカーであって欲しいとは思うのだけれども、T吉が自分で考えて後ろに下がったのであれば、それはそれでいいんじゃない、みたいな。 このチームの最後に、1つ賞状を増やしたいみたいな。 そういうと、このチームには、他の年代に比べて、トロフィーや賞状の類があまり残されていない。 本当にクラブの結果の歴史という面においてはダメダメチーム。 でも、私が去ってから、成長したなあと思う子もいるし、今まで良かった技量により一層磨きがかかったような子も何人かいたので、それはそれで、いいチームだと思ったりもして。 チームで唯一の女子に昨日、「中学へ行ったらどうするの?」と聞いたら、準クラブチームのような女子チームに入ることを既に決めているというし、練習会などにも、もう何度か参加しているようだ。 5年生から彼女のサッカーは始まったのだけれども、中学へ行っても続けていくということを決めたようだ。 1つ安心。サッカーを続けてくれる子を一人発見!!。 試合は13日に決勝トーナメントを残している。準決勝と決勝戦。 市の強豪の中で、ミラクルで1つでも勝ってくれればと思っている。 昨日の予選リーグを戦いぶりを見ている限りでは、他3チームとは格が違うというか、プレースピードがまるで違う。 でも、サッカーは何が起こるかわからない、試合前はどんな試合でも0対0で公平に開始される。 T吉と彼らのプレーに期待したい。

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T吉のおわかれ大会初日 [少年サッカー]

T吉のおわかれ大会初日。
4チームのリーグ戦です。 試合は3試合。
3-1、6-0、1-1と試合結果は2勝1分。 得失点差でリーグ1位抜けです。
この6年間でリーグ1位抜けなんていう快挙は初めてです。 
1試合目、2試合目はT吉はトップ下的な位置。 攻撃ゲームメイクとしていました。 自らの得点は1点のみ。
3試合目は、1点先行され、追いついてからは、トップ下のT吉が、一番下まで下がってきました。 ベンチ指示ではなく、T吉の個人的な引き分け狙いのポジショニングであることが明らか....たぶん引き分けだと1位抜けだということを聞いていたのでしょうね。 私としては、あまりおもしろいと思えない内容。 後半の最後の方は、自陣のペナルティエリアから、大きくクリアするキックを何本も打っていましたが、負けないサッカーをするだけで、ゲームとしてのおもしろみはなし....。 その試合から引き上げてきたT吉に「引き分け狙いに走るなよな」と言ったら、「てへへ」と笑っていたので...おまえの考えているこなんか、すべてお見通しだよ!ということが私に悟られていることへの照れ笑い...。 コーチ陣も保護者も、このチームの最後で起こった快挙に喜んでいましたが、私は素直に喜べない試合内容でした。
私は、3試合とも冷静にT吉のチームの試合を見ることができました。 T吉の動きに関しては、何も言わないまでも熱い視線で見ていましたが、チームのゲームに関しては、あまり熱くなるようなこともなく...。
変化のないベンチからの大声の指示やダメ出しに...まだこのようなベンチワークなのね...と思いながら、私が見ていた頃から幾分成長した子の動きには少々興味を引かれましたが、でも、そこまで...。
すべに自分のチームというのはここにないということを明らかに感じた試合でした。

で、T吉の試合後のカラオケはなかったようです。 まあ、3試合もやったら、さすがにみんな疲れていたようで..。来週は決勝トーナメントです。 来週の3連休も私は11日練習、12日練習試合、13日T吉の応援と、またサッカー三昧です。 
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最後までオチャラケかい!! [少年サッカー]

昨夜まだまだ本調子ではないので、早めに布団に入りました。
T吉があとから私の隣の布団に入ってきて...
「日曜日から『おわかれ大会』だね、がんばれよ!」と声をかけると...
「楽しみなんだよね、『おわかれ大会』...」
ほーーー、やっぱり小学生最後の公式戦に意欲を燃やしているのか...と思っていると...
「今度の試合が終わったらさ、みんなでカラオケ行こう!って話になってるんだよね!、もう最後だしね!」
って、試合じゃないのかい!!
「Mがさ、最後だから盛り上がろうぜ!って、この前の練習の時に何人かに声かけて誘ってるんだよね」
「小学生だけじゃ、いけないだろ?」
「Mのお母さんか、お父さんが付いて来てくれるみたいだよ」
「そうなの??? で、誰が行くの」
と聞くと、受験組みを除いて、T吉が行く予定の中学のメンバーの名前が....たぶん、そのメンバーは中学になっても部活でサッカーを続けようとしているメンバーだなぁという感じ... 多少は救われた気分にはなりましたが...
その後、布団の中では、3月1日のT吉の誕生日には絶対に5号球を買って欲しいとか、一応前向きなことがT吉の口から出たものの...
試合ではなく、期待は試合後のカラオケかい! という、どこまで行っても、オチャラケなT吉です。
まあ、色々なことに楽しみがあっての小学生なんですかね.... 
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T吉の試合 [少年サッカー]

本日風邪気味で会社を休んでしまいました。 無理をすれば会社にいける位の体調なのですが、特に大事なアポがあるわけでもなく、社内の打ち合わせが入っているだけでしたので、半ばオサボリ的な休暇です。 朝起きた時は少々熱っぽかったのですが、今は平気です。 まあ、こんな日があってもいいでしょう。 ということでお休みです。
今週末からT吉の小学生として、今のチームとして最後の公式戦が行われます。 6日に予選リーグ、7日に順位決定戦ということですが、大会における順位よりも、このチームでできること、個人個人がそれぞれに6年間の集大成を結果として出すんだ!という気持ちで試合を消化して欲しいと思っています。 他のチームも6年生までに何ができるのか的に標準を合わせて来るようになっています。 4・5年生で目立たなかったチームが6年生でものすごくいいチームに仕上がってくるようなチームが最近目立つようになりました。 そのとき、そのときの結果に一喜一憂しておらず、ちゃんと時間軸を考えて指導している指導者が多くなってきているように思います。 待てる指導者が増えてきているのでしょうね。 そして計画的な指導をしているように思います。 子供達にとっては小学校の6年間で終わるわけではありませんが、毎回毎回の大会で結果を出すことを期待されるよりも、この大会では何が目標なのか、そして次の大会では何も克服するのかなど、ステップアップを感じることができるようなものを感じていければ、もっと楽しくなくるのかと思います。 試合結果はおのずとついてきますが、成長のプロセスを感じるかどうかは、克服目標だったり、チャレンジ目標だったりしないと感じることができません。 そして、自分ができなかったと感じることが、成長の始まりになってくるのだと思います。 何ができないのか、何が足りないのか...それを自分で理解することから始まるんだと思っています。 逆に、何が得意なのかということを自分で知ることもものすごく大切でしょう。 
個を感じる、個を見てあげることがものすごく大切であることが分かります。
T吉は、2年生時に、好きなポジションは「ベンチ」でした。 試合に興味がないT吉に少々焦りを感じたこともあります。 それからサイドバックが好きになり、サイドでも後ろよりも前が好きになりました。 今では右サイドがT吉の不動のポジションになっています。 一時期左サイドもやっていましたが、自分でも右サイドが収まりがいいと思えるようになったようです。 角度のないところからシュートは奴の得意技にもなっています。 右にGKを誘い出してからのファーのサイドネットに決めるシュートが自分でも気持ちいいようです。 なかなか決まらないといういうのもありますが...。 センターに出すパスもセンターで走り込んで来るFWとのタイミングがあった時には気持ちがいいと言っていました。 そりゃー気持ちいいだろうと思うのですが...。 こうして好きなプレイが得意技になっていくような、そしてその中で自信をつけてくれたり、悩んだり...小学生生活の中で、自分の成長というか、幼児、児童、少年というように成長して行く中で、その許容量に合わせた技術や考え、精神の成長をT吉以外の子供達も見守っていきたいと思っています。
さあ、T吉はどこまで自分を表現してくれるかな? あのオチャラケ小僧はきっと最後までオチャラケというキャラでいくのかと思うのですが、オチャラケでも自分で納得のいくプレイを見せてくれればと思っています。
そして長い間いっしょにサッカーをしてきた仲間達と悔いのない試合をしてくれればと思っています。
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街チーム [少年サッカー]

街チームというのは、どのようなポジションなのかということを改めて考える。
・地域に根着いて、地域の子供達に対してサッカーの楽しさを伝えていくこと。
これが根本にあるのだと思うのだけれども、街チームの中でも少々伝統あるチームや常勝チーム的になってくると意味合いが少々違ってくることもある。 試合ということに関しては勝利を目的としていく、そうすると少しでも上を狙うことが目的となったりもする。 同じ地域に強豪チームがある場合には、打倒XXXがチームの内での暗黒の了解的な目的となったりもする....。 でも、それは子供が欲している目的なのかどうかが分からない。
大人が作り上げた目的のような気がしている。 子供達は、楽しく試合をすることや、自分の実力を試す場として試合を位置づけているような、そんな気がしてならない。
大人も子供も勝てば嬉しいし、負ければ悔しい。 でも、悔しさをいつまでも引きずっているのは子供よりも大人のような気がする。 負け試合であっても、帰り道では子供達はいつものようにワイワイガヤガヤで、大人が神妙な顔つきになっている方が多く、悔しさを表現していない子供達に大人は、「お前達は悔しくないのか!」みたいに負け試合をいつまでも引きずることが、当たり前なんだというようなことまで言ったりもする。
本当にそうなのかな??
もちろん、技術向上やチームワークなど、チームプレイということで、得るものがものすごく多い。 
小学校年代は「育成世代」の入り口であって、そこで完成品を造ることが目的ではない。 まして私がタッチしている状況は「街チーム」。 来る者拒まず、去るもの追わず的なところが前提になっていて、セレクションも足キリもない。 ここでサッカーを楽しみたいという子供達だけがやってくる。 そして、そのクラブに入った子達は、技術や運動能力の差に比例することなく、全ての子が同じように楽しむ権利を持っている。
同じように楽しさを感じて、チーム運営をするというのはなかなか難しい。 それでも街チームはそうしたことをちゃんと行っていかないとならないし、それが街チームの価値だったり、役割だったりするのかもしれない。
勝つことは確かに楽しい、でも勝ったチームと同じ数だけの負けたチームがいる。 
色々なチームがあるかと思うけど、主役は子供達。 彼らや彼女達が何をしたいのか? そして、彼ら彼女達の成長を見守るのが街チーム...。
大人と子供の間に大きな溝を作ることが一番よくないことのような気がしている。
子供達が全員笑顔でグラウンドにやってきて、思いっきりサッカーを楽しめるところが街チーム...。
細かなことは色々あるけど、子供達のことをちゃんと見ていきたい。
koji1173さんが以前に教えてくれたこと...

『手を出すな、目を離すな』

これにつきるかな。

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フットサル大会 [少年サッカー]

次の日曜日、チームがある市の小学生フットサル大会が予定されています。
悩みの種は、審判供出。 サッカーとは違うので、ルール覚えないと...。 リスタートやファールの部分がサッカーとは大きくことなり、全部頭に入りそうにありません。
昨夜は、早く帰ってフットサルルールの勉強でもしようと思ったのですが、自分の部屋でPC叩いて...今日は時間があるなぁ...と思ってしまったら、年末にちょっとだけ手をつけていた4級審判更新のEラーニングをやってしまいました。 Eラーニングは無事完了して、来期も4級審判の継続をすることができたのですが....。 今週末必要なのは、サッカーではなく、フットサル!! まだ概要しかみていないし、なんとなく頭に押し込んでいくという集中力が今はなく....。 結構規定が厳しく、体育館履きも必要ということで、今回新たに内履きシューズも設備投資しようかと思っていますし、ルールやチーム運営のことなど、結構やらなければならないことが多いようで....。
なんか、とても大変そう....。 試験勉強のような気分でルールブックとにらめっこしなければなりません。
フットサル....難しいですね。
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お布団談義2011 [少年サッカー]

今年になって初めてT吉といっしょにお布団に入った夜のこと...
昨年末、エコポイント最終ということで、ここ数年画面に光を発することなく「床の間オブジェ」的になっていた和室のTVを買い替えることに....ということで、年末からは、お布団の中で寝る前にTVを見ることができるようになりました。 T吉は冬休み中で、少々遅くまで起きています。
私と一緒に布団に入りリモコンで画面を変えながら、見たい番組の選択をしていました。 画面が変わった時に、サッカーコートに画面が目に飛び込み、「これで、いいよね」ということで、その番組に落ち着きました。
番組はTVニュースのスポーツコーナー、イタリア セリエAで活躍中の長友の特集でした。
長友のゲームでの活躍場面と、彼のインタビューシーンをつなげての構成になっています。
TVを見ながら、T吉が...
「お父さんとおんなじこと言ってる....」 とつぶやきました。
最初、私は、長友が何を言っているのか気が付かずにいたのですが...
「ほら、お父さんとおんなじこと言ってるよ....」
それは、長友が『自分が嫌だと思うことを相手にもしていけ、いやだと思う方向に動け』というようことを言っている内容です。 T吉のチームを率いている時、試合前に、よくこのようなこと言っていました。
「ねぇ、この話って、何か本に書いてあったんんでしょ...」
T吉は私がサッカー本をよく読んでいるのも知っており、私の本棚のサッカー本を時々パラパラとめくっていたりもしています。
「まぁ、サッカーやっていれば、誰でも考えることだと思うよ...確かに、色々な本にも書いてあることだし、いろいろな有名監督が言ったりもしているしね...」
「お父さんも、ちゃんと考えてコーチしてたんだね」
「バーカ、当たり前だろ、マジメにコーチやってたんだよ、そして今もマジメにコーチやろうとしているし...。 適当にやっていると思ったの?」
「適当とは思わないけどね、ちゃんと勉強というか、サッカーのこと考えながらコーチしてたんだ。」
「当たり前でしょ、お前らのこと、ちゃんと考えてコーチしてたよ」
「そうなんだ....」

T吉は、最近サッカーの話になると、以前とは違って、1プレーヤーと違うチームのコーチみたいな、そんなスタンスで話をしてきます。 確かに1プレーヤーと違うチームのコーチという立場は正解です。
以前よりも、深くというか、より本質的な話が出来るようになったような、そんな気がします。でも、そこには、チームの個人の資質とか感情的なものがあまり表現されていないがために、本質的な感じになっているのだと思います。 以前は、個人のキャラクターやその日の動向・感情などが私とT吉との間で共有化されていたために、どちらかというと情の部分も踏まえた話になっていたのですが、今は、サッカーという本質的なところでの話が多くなりました。 少々、大人の会話に近くなったような起臥したりもするし、少々情に部分がなくったことで寂しい感じがするときもあります。
でも、T吉、私がチームを抜けて時間が経過すればする分、なんとなく成長しているような気がします。 チームの中で甘えられなくなったというか、最後の押さえのようなそんな部分としての私の存在がT吉の中にはあったような気がしています。 
T吉のためにも、少々早くチームを去ってよかったのかもしれません。中学に行けば私はいませんしね。



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